【ニューヨークモーターショー13】サイオン tC に2014年型…トヨタ 86 風の表情に一新

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サイオン tC の2014年モデル
  • サイオン tC の2014年モデル
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トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は3月28日、米国で開催中のニューヨークモーターショー13において、サイオン『tC』の2014年モデルを初公開した。

サイオンtCは、トヨタが米国で展開する若者向けブランド、サイオンの入門FFクーペ。サイオンは『xB』(日本名:トヨタ『カローラルミオン』)、『xD』(日本名:トヨタ『イスト』)が主力車種だが、生産を終了した『セリカ』の顧客の受け皿となる北米専用クーペとして、2004年にtCを発売。2.4リットル直列4気筒ガソリンエンジン(最大出力161ps)を搭載していた。

2代目サイオンtCは2010年3月、ニューヨークモーターショー10で発表。初代よりもスポーティなキャラクターを鮮明にした。その代表例が、ヘルメットにヒントを得たキャビン形状だ。独特のウィンドウグラフィックスが、個性を放つ。ボディサイズは全長4420×全幅1796×全高1415mm、ホイールベース2700mm。

今回、米国トヨタ販売は、サイオンtCの2014年モデルをニューヨークモーターショー13で初公開。現行型のデビューから3年が経過して、初の大幅改良を受けた。

2014年モデルのハイライトといえそうなのが、一新されたフロントマスク。グリル、ヘッドライト、ボンネット、バンパーを大胆に変更。トヨタ自動車の新型FRスポーツカー、『86』は、米国ではサイオン『FR-S』として販売中だが、このFR-Sをモチーフにしたフロントマスクを、2014年モデルは採用している。

リア周りでは、バンパーとテールランプを変更。バンパー中央をブラックアウトしたデザインは、FR-Sがモチーフ。テールランプには、LEDを組み込む。

インテリアは、素材の見直しでクオリティを向上。オーディオも最新の液晶画面付きとなり、6.1インチのタッチパネルが付いた。このオーディオは2014年モデルのtCを皮切りに、サイオン全車に拡大展開する予定。

搭載エンジンは従来通りで、2.5リットル直列4気筒ガソリン「デュアルVVT-i」。最大出力179ps、最大トルク23.9kgmを生み出す。トランスミッションは、6速MTと、改良版の6速AT。この6速ATは、従来よりもギアチェンジの速さがほぼ2倍に。シフトダウン時には、レブマッチング機能が付いた。

足回りは、スタビライザーやダンパーのチューニングを変更。ボディ剛性も引き上げた。電動パワーステアリングも再チューン。ダークグレー仕上げの18インチアルミホイールは新デザインで、225/45R18サイズのタイヤを組み合わせている。

《森脇稔》

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