【新聞ウォッチ】激化する低燃費競争,4代目プリウスはリッター40キロ超?

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2013年3月27日付

●日本W杯持ち越し(読売・1面)

●リッター40キロ超プリウス、トヨタ15年発売(読売・2面)

●トヨタ認定中古車HV10年保証追加(読売・10面)

●シャープと鴻海白紙、期限までに出資払い込みなし(毎日・7面)

●アテンザに火災の恐れ(毎日・27面)

●カルソニックカンセイ、呉社長、日本電産に転出「日産役員」から一転(日経・15面)

●ソニー副会長退任へ、中鉢氏、産総研理事長に(日経・15面)

ひとくちコメント

環境対応やガソリン価格の高騰などを背景に、HVを中心とする低燃費競争が激化している。そんななか、トヨタ自動車が、目下開発中の4代目『プリウス』の燃費が、ガソリン1リットル当たり(JC08モード)40km以上を目標にしているという。

きょうの読売が報じているが、発売時期は2015年春頃になる見通し。現在、ガソリン車とHVの中で、国内トップの燃費性能とされているトヨタのHV、『アクア』(35.4km/リットル)を大幅に上回ることになる。

記事によると、燃費を良くするため、モーターや電池などのHVシステムの性能向上と小型化を進めるほか、後部ドアのガラスに強化プラスチックを採用するなど、車体を軽量化するのがポイントのようだ。

トヨタでは、きょうの午前、豊田市の本社内で、加藤光久副社長らが出席し、「もっといいクルマ」に向けた取り組みを報道関係に説明する。きょうの読売はそれを先取りした記事とみられる。

《福田俊之》

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