タイトヨタがバンコクモーターショーで発表した小型セダンの新型『ヴィオス』は、前身の『ソルーナ』『ソルーナ ヴィオス』からタイで10年連続販売実績ナンバーワンを達成するなど、高い人気を持つベストセラーセダンだ。タイ以外の他のASEAN諸国を含む全世界での累計販売は約18万7000台。
新型では、『オーリス』などに採用されているデザインテーマ「キーンルック」を採用、スポーティでダイナミックな品質感を高めた。ボディサイズは全長4410 × 全幅1700 × 全高1475mmで、従来型よりもひと回り拡大。
とくに全長は110mm伸ばされ、居住性やトランクスペースの拡大を図った。なおこのサイズは日本国内で販売されている『カローラ アクシオ』よりも大きい。エンジンは1.5リットルガソリン直列4気筒の1NZ-FE。109PSと14.4kgmのスペックを発揮する。
グレード構成は上から「S」「G」「E」「J」の4モデル。全モデルに4ATを設定し、ベーシックなEおよびJは5MTも設定される。