韓国ヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)は3月27日、米国で開幕するニューヨークモーターショー13において、米国向け『エクウス』の2014年モデルを初公開する。
現行エクウスは2009年2月、韓国でデビュー。1999年に登場した初代モデルは、三菱自動車と共同開発され、三菱版は『プラウディア』を名乗っていた。公用車としての需要が中心だった初代から一転、ヒュンダイは2代目エクウスを、グローバルな高級ドライバーズサルーンに位置付け。北米市場などにも投入されて、成功を収めている。
現行エクウスのボディサイズは、全長5160×全幅1900×全高1495mm。レクサス『LS460L』(5150×1875×1475mm)を上回り、メルセデスベンツ『S550ロング』(5205×1870×1485mm)に迫る堂々の大きさだ。搭載エンジンは3.8リットルV6(最大出力290ps)、4.6リットルV8(最大出力368ps)、5.0リットルV8(最大出力420ps)の3種類。
ヒュンダイは2013年1月、現行エクウスのデビュー約4年を経て、初めての改良モデルを韓国で発表。外観はフロントグリルやヘッドランプ&テールランプ、アルミホイールなどのデザインを見直した。インテリアは、レザーシートやダッシュボード中央の時計のデザインなどを変更。とくに後席の快適性の引き上げを重視し、サスペンションを再チューニングし、荒れた路面での乗り心地を改善する。
この改良版エクウスが、米国では2014年モデルとして、ニューヨークモーターショー13でデビューを果たす。なおヒュンダイは、2014年モデルのティーザーイメージを1点、公開している。