GMの高級車ブランド、キャデラックが3月27日、米国で開幕するニューヨークモーターショー13でワールドプレミアする新型『CTS』。同車の搭載エンジンが判明した。
CTSはキャデラックブランドのミッドサイズ車。現行モデルは2世代目で、2008年に発表された。セダン、ワゴン、クーペの3ボディ、そしてスポーツ版の『CTS‐V』と、ワイドなバリエーションを誇る。最新の2012年モデルでは、フロントマスクを中心にリニューアルを受けている。
3月18日、キャデラックは新型CTSのエンジンを公表。複数が用意される中で、注目は新開発の3.6リットルV型6気筒ガソリンのツインターボユニットだ。
このエンジンは、最大出力420ps、最大トルク59.5kgmを発生。リッター当たり118psという力強いエンジンだ。GMによると、同社のV6エンジンとしては、最もパワフルだという。
また、トランスミッションは新開発の8速AT。新型CTSは0‐96km/hを4.6秒で駆け抜け、最高速は274km/hに到達する。