スイスに本拠を置くコーチビルダーのスバッロは3月、スイスで開幕するジュネーブモーターショー13において、『スバッロ リアクティブ コンセプト』を初公開する。
スバッロは、デザイナーのフランコ・スバッロ氏が立ち上げた新興コーチビルダー。同氏はフランスにおいて、デザイン学校を運営していることでも知られる。ここ数年、ジュネーブモーターショーにブースを設けているスバッロ。2013年のワールドプレミアは、スバッロ リアクティブ コンセプトだ。
同車は、フランスの同社のデザイン学校の学生30名による作品。車名のリアクティブは「React EV」と表記される。EVは電気自動車ではなく、エコロジカル・ビークルの略。ハイブリッドのスポーツカーを提案する。
ハイブリッドパワートレインは、エンジンがフランスのPSAプジョーシトロエン製のV型6気筒ガソリンで、後輪を駆動。最大出力136ps、最大トルク76.5kgmを引き出す強力なモーターを2個組み合わせ、前輪を駆動する。二次電池は蓄電容量24kWhのリン酸鉄リチウムバッテリー。トランスミッションは5速MTだ。
なお現時点では、スバッロ リアクティブ コンセプトのティーザースケッチを1点公開しているのみ。実車はジュネーブモーターショー13で披露された後、モンテカルロで開催される代替エネルギー車で競うラリーに参戦する計画だ。