ホンダのスマートコミュニティ企画室主任技師を務める緑川雅志氏は2月27日の専門技術セミナーで講演し、超小型モビリティの開発を強化していることを明らかにした。
緑川氏は「EV(電気自動車)そのものが距離もそれほど今走れる状況ではない。蓄電池の開発も並行して動いているが、やはりもうちょっとパーソナルな、どちらかというとマイクロコミュータ、マイクロEVの方向に向かうのではないかということで、もう少しその辺について開発を強化している最中」と述べた。
また緑川氏は「(日本の)公道を走れるようになるには2015年以降にならないと法律が整備できない」と指摘しながらも、「暫時、世の中に出していって実証実験を進めていけたらいいかなと考えている」と語った。