スウェーデンのボルボカーズは2月19日、『V70』と『XC70』の大幅改良モデルの概要を明らかにした。実車は3月、スイスで開幕するジュネーブモーターショー13で初公開される。
現行V70は3世代目モデルで、2007年にデビュー。ボディサイズは2世代目よりも、ひと回り大きくなり、車格もワンランクアップした。これはボルボのフラッグシップサルーン、『S80』と基本メカニズムを共用するためだ。V70をベースにクロスオーバー化した『XC70』も設定されている。
ボルボカーズは現行型のデビューから5年を経た今回、V70とXC70に、デビュー以来、初の大幅改良を実施。その内容は、同時に発表された『XC60』、『S60』、『V60』に準じており、内外装の変更が中心だ。
エクステリアは、新デザインのヘッドランプやバンパー、フロントグリルが特徴。フロントグリルは、開口部をワイド化した。ヘッドランプは、2灯デザインに変更し、LEDデイタイムランニングライトを追加した。テールランプやエグゾーストパイプ、アルミホイールのデザインも新しい。
インテリアには、「Sensus Connected Touch」と呼ばれる車載コネクティビリティを用意。また、新型『V40』に導入したアダプティブデジタルディスプレイも、拡大採用した。アクティブハイビームコントロールやインテリセーフなど、安全装備も充実させている。