米国のEVベンチャー企業、テスラモーターズは2月20日、2012年の通期(1‐12月)決算を公表した。
同社の発表によると、売上高は4億1325万ドル(約387億円)で、前年比2倍の増加。しかし、最終損益は3億9621万ドル(約370億円)の赤字を計上。前年の2億5441万ドルの赤字から、赤字幅が1.5倍に拡大した。
また、2012年第4四半期(10‐12月)の売上高は、3億0633万ドル(約287億円)で、前年比7.8倍もの増加。一方、最終損益は8993万ドル(約84億円)の赤字。前年の8148万ドルの赤字から、赤字額が10%増えている。
同社によると、赤字が拡大した要因は、新型4ドアEVスポーツ、『モデルS』を2012年6月に発売したことに伴い、ディーラーネットワークの整備費用などがかさんだため。しかし、モデルSの販売は好調だという。