【ジュネーブモーターショー13】プジョー 208 にハイブリッドコンセプト…CO2排出量は49g/km

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プジョー 208
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フランスの自動車大手、プジョーは2月18日、スイスで3月に開催されるジュネーブモーターショー13において、コンセプトカーの『208ハイブリッド FE』を初公開すると発表した。

同車は、『208』をベースにしたハイブリッド車の提案。プジョーとフランスに本社を置く大手総合石油エネルギー企業、トタル(TOTAL)が共同開発したコンセプトカーで、高効率なハイブリッドを目指す。車名のFEとは、「フューエル・エコノミー」と「ファン・エフィシエント」の略だ。

ハイブリッドシステムは、エンジンが208シリーズ用の1.0リットル直列3気筒ガソリンで、最大出力68psを発生。モーターとバッテリー(二次電池)の詳細は公表されていないが、プジョーによると、EGCと呼ばれる電子制御ギアボックスを介して、モーターとバッテリーが接続されるという。

徹底した軽量化が施されるのも、208ハイブリッド FEの特徴。トタルが開発したポリカーボネートやコンポジット素材により、通常の208比で200kgもの軽量化が図られた。また、エアロダイナミクス性能にも磨きをかけ、低転がり抵抗タイヤも装着する。

208ハイブリッド FEは、0‐100km/h加速8秒の動力性能と、CO2排出量49g/kmの環境性能を実現。プジョーは、「小排気量スポーツカー並みの加速性能と、ガソリンエンジン最高の環境性能を両立した」と説明している。

《森脇稔》

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