トヨタ自動車は、ウラジオストクにあるソラーズ・ブッサン社の工場で『ランドクルーザー プラド』がラインオフしたと発表した。
ソラーズ・ブッサン社は、ロシア自動車大手のソラーズ社と三井物産が2010年夏、ウラジオストクに設立した合弁企業。2011年3月に、両社およびトヨタ自動車の3社間で、ロシア極東におけるランドクルーザー プラドの現地組立に基本合意していた。
ソラーズ・ブッサン社によって組立てられたランドクルーザー プラドは、主にシベリア鉄道を経由し、トヨタの販売網にて販売する。規模は、当面月1000台程度を予定。トヨタは、部品の供給を行うとともに、品質管理トレーニングや人的サポートも含めた品質管理支援体制を引き続き行っていく。