韓国ヒュンダイモーター(現代自動車)と北京汽車の中国合弁、北京現代は、2012年の中国におけるヒュンダイ車の新車販売の結果を公表した。総販売台数は、過去最高の約86万台。前年比は15.7%増と伸びた。
車種別の2012年販売実績では、小型セダンの『エラントラ』が21万3974台と牽引。同車は4年前、中国市場へ投入されたが、累計販売台数は96万3716台に到達している。
これに続いたのは、入門コンパクトカーの『ヴェルナ』(海外名:『アクセント』)。2012年は20万3589台を売り上げた。エラントラとの差は、およそ1万台だ。
また、SUVの『ix35』(北米や韓国では『ツーソン』)も人気。2012年は10万8241台を販売する。中型セダンの『ソナタ』も10万0454台と、10万台の大台を超えた。
ここ数年、ヒュンダイの中国現地生産台数は急増。新車生産が伸びている背景には、2012年に中国第3工場が完成し、年産40万台が可能になったことがある。北京現代は、「2012年の中国新車市場は6‐7%の伸び。我々の15.7%の伸びは大きい」と説明している。