メルセデスベンツ・ジャパンは1月17日、新型『Aクラス』を発売した。同社は「2013年は新型Aクラスの年」と位置付けた上で、「カー・オブ・ザ・イヤー(COTY)の獲得も狙っていきたい」と意気込む。
同社商品企画・マーケティング部の嶋田智美氏は「2013年は、新型Aクラスに加えて『Eクラス』のフェイスリフトや『CLA』、さらには新型『Sクラス』の発表が予定されている」とした上で「2013年は新型Aクラスの年にしたい」と強調した。
新型Aクラスは「名前以外がすべて変わった」と嶋田氏が言うほど、エクステリアからパワートレインに至るまで大幅な刷新が施された。また、プロモーションに貞本義行氏を起用したオリジナルアニメを用いるなどして話題となった。
2013年は、フォルクスワーゲンからは新型『ゴルフ』、アウディからは新型『A3』といったように、同セグメントの競合車が発売する予定。『Bクラス』で挑んだ2012-2013年度のCOTYでは、10ベストカーへの選出は果たせなかったが、嶋田氏は「今年度は新型AクラスでCOTY獲得を狙っていきたい」とライバル達に向けて宣戦布告した。