1月14日、米国で開幕したデトロイトモーターショー13。マツダのブースでは、新型『マツダ6』(日本名:『アテンザ』)のレーシングカーが初公開された。
このレーシングカーは、米国で開催される「GRAND-AM」シリーズに参戦するために、マツダモータースポーツが開発を進めていたもの。ディーゼルエンジンを積むのが最大の特徴だ。
搭載エンジンは、レース専用チューンが施された2.2リットル直列4気筒ターボディーゼル、「SKYACTIV-D」。部品の63%は市販車用エンジンと共用する。北米マツダのモータースポーツディレクター、ジョン・ドーナン氏によると、最大出力は400psを超えるという。
新型アテンザのレーシングカーは、2013年から米国GRAND-AMシリーズに導入される「GXクラス」に参戦。GXクラスは、先進技術や環境テクノロジーを採用したマシンで争われる新カテゴリーだ。マツダモータースポーツは、3台のアテンザを同レースに投入する計画。
なお実戦デビューは1月26‐27日、米国フロリダ州のデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで開催される24時間耐久レース、「ロレックス24」となっている。