日産自動車が1月15日、米国で開催中のデトロイトモーターショー13でワールドプレミアしたコンセプトカー、『レゾナンス』(RESONANCE)。同車が、デトロイトモーターショー13の最優秀コンセプトカー賞に輝いた。
これは1月15日、「Eyes On Design Awards」が選出したもの。同賞はデトロイトモーターショーの恒例イベント。出展された自動車の中で、最も優れたデザインのモデルを決めるもので、コンセプトカーと市販車の2部門の賞がある。
日産レゾナンスは、コンセプトカー部門の最優秀賞に選ばれた。車名のレゾナンスとは、共振、共鳴の意味。日産の未来のクロスオーバーの姿を提案したコンセプトカーで、パワートレインにはハイブリッドが採用された。
レゾナンスのデザインは、日産自動車の常務執行役員で、デザイン部門を統括する中村史郎氏が主導。フロントエンドは、グリルからフードへかけあがるラインの勢いと、象徴的なブーメラン型のヘッドランプが、「共鳴」するようなVモーションをテーマにデザインしたという。
なお、「Eyes On Design Awards」のコンセプトカー部門は、2012年がレクサス『LF-LC』、2011年がポルシェ『918 RSR』が受賞している。