現地時間1月14日、ダカールラリーは第9ステージを迎え、今大会最長となる593kmのスペシャルステージ(競技区間)に選手たちは挑んだ。同ステージは競技区間を2つに分け、途中122kmのニュートラルセクションをはさんで行われた。
チームHRCのジョニー・キャンベル選手は、序盤でアドバンテージを築く走りを展開。ハイペースを保ち、長いスペシャルステージの前半を3番手でフィニッシュ。後半も力強く走り出したが、直後にコースアウトして転倒。ブレーキレバー交換のために時間をロスしたものの、22位でフィニッシュした。総合では57位。
チームメートのエルダー・ロドリゲス選手は前半、ナビゲーションに苦しみ時間をロスしたものの、後半のスペシャルステージを攻め、ステージ合計で5位を獲得。この結果、総合での順位を14位から7位へとアップした。
ハビエル・ピゾリト選手は、岩の多いルート構成を見て、リスクを冒さず慎重に走る選択をして、スペシャルステージ前半、後半を通して24位となった。総合では2つ順位を落としたものの12位。
第9ステージを終えた時点で総合トップはルベン・ファリア選手。2位はシリル・デプレ選手、3位はフランシスコ・ロペス選手と、トップ3をKTMが独占している。