ルノー・ジャポンは東京オートサロン13に、スポールモデルである『メガーヌRS』と『トゥインゴゴルディーニ』の2台を出品した。
その会場において、同社マーケティング部商品、広報グループチーフマーケティングマネージャーのブレンフレデリックさんは、2013年の同社について、「2012年以上に、より多くのファンに情熱を伝えるための商品導入を検討しています」という。「スポーティなクルマが複数台、しかも面白いクルマが出てきますのでご期待ください」と話す。
また、「今年は『ルーテシア』の年になるだろう」ともいう。今年後半に導入する予定という同モデルは、新しいルノー・ジャポンの柱になるモデルと位置付ける。「現在ルノー・ジャポンでは『カングー』が一番の売れ筋になっていますが、4世代目となるルーテシアをもうひとつの柱にしたいと考えています」。その結果、「カングーとルノー・スポールにプラスしてルーテシアと、いずれも“パッション”ということがテーマになるでしょう」
ブレンさんは、「ブランドの認知度を上げ、浸透させていくには、最低でも柱は3つないと駄目なのではないかと思っていますので、これまでに確立しているカングーとともに、、ルノーが得意としているBセグメントモデルがひとつ欲しいのです」と述べる。
「2012年、フランスではクリオ(日本名ルーテシア)が最も売れたクルマですので、それは外せません(因みに2位は『メガーヌ』)。Bセグメントはルノーとして力を入れているので、日本に導入するのは当前です」。一方、「ルノーは日本のマーケットで、スポーティなクルマのイメージもありますので、ルノー・スポールブランドをもうひとつの柱としておいているのです。昨年はメガーヌRSがほぼ400台近く売れたので、RSシリーズ全体としてもしっかりとした柱になります」と語った。