アウディは、CES13において、2012年のルマン24時間耐久レースに参戦したプロトタイプカー『R18 eトロン クワトロ』を出展した。R18 eトロン クワトロは、V型6気筒ターボディーゼルの「TDI」エンジンが後輪を駆動、モーターが前輪を駆動する。モーターのパワーは、フライホイールジェネレーターから供給。これは、減速時にモーターが回生ブレーキの役目を果たし、フライホイールジェネレーターを回して、電力を蓄えるシステムだ。120km/h以上の速度域で、モーターがエンジンパワーをアシスト。エンジンとモーターを合わせたトータル出力は510ps。R18 eトロン クワトロは、2012年のルマン24時間レースにアウディスポーツ・チーム・ヨーストとして出走。同じくハイブリッドプロトタイプカーのトヨタ『TS030 ハイブリッド』との激戦を制し見事優勝を果たした。柵などが一切設けられていないブース内では、多くの来場者がR18 eトロン クワトロを間近で眺めたほか、ルマン24時間レースのドライバーも努めたアンドレ・ロッテラー選手の直筆サイン入りポストカードも配られた。
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