日産自動車の米国法人、北米日産は1月8日、米国で開催されるデトロイトモーターショー13において、北米向け『リーフ』の2013年モデルを初公開すると発表した。
現時点では、リーフの2013年モデルの内容は公表されていない。しかし、日産は2012年11月、日本国内向けリーフに発売以来、初の大幅改良を実施。モーターやインバーター、DC/DCコンバーターなどの高電圧ユニットを一体設計し、全体で容積を30%、質量を10%コンパクト化。さらにバッテリーモジュールとケース構造の合理化、各部パーツの見直しで、従来比で約80kgの軽量化を達成した。
さらに、回生ブレーキシステムの制御変更によって、エネルギー回収量を増加。省電力暖房システムなどの採用の効果も手伝って、満充電時の最大航続距離を従来の200kmから228km(JC08モード)に引き上げている。
北米向けリーフの2013年モデルにも、日本仕様と同様の改良が施される見込み。なお2013年モデルから、北米向けリーフの生産は、日本から米国テネシー州スマーナ工場へ移管されることが決定している。