韓国ヒュンダイモーター傘下のキアモーターズは1月3日、2012年の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は初めて50万台を超えて、55万7599台の新記録。前年比は14.8%増だった。
乗用車系では、ミッドサイズセダンの『オプティマ』が、前年比80.2%増の15万2399台と牽引。キア車としては初めて、米国年間販売台数が15万台をクリアしたモデルとなった。小型トールワゴンの『ソウル』は11万5778台を売り上げ、前年比は13.2%増。入門コンパクトカーの『リオ』も、前年実績の2倍の4万0275台と人気を集める。『フォルテ』は0.8%減の7万5681台。
SUV系では、主力の『ソレント』が前年比8.2%減の11万9597台と後退。『スポーテージ』も、23.4%減の3万6357台と落ち込む。
なお、キアモーターズの2012年12月単月の米国新車販売は、3万9178台。前年同月比は9.7%減と、28か月ぶりに前年実績を下回った。
キアモーターズアメリカのByung Mo Ahn社長兼CEOは、「キアにとって2012年は、米国年間販売台数が50万台を超えた歴史的な年」と述べている。