11月の三菱自動車の中国新車販売、63%の大幅減

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三菱・パジェロ(V73)
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三菱自動車は12月6日、中国における11月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は約2100台。前年同月比は62.6%の大幅減だった。

11月の62.6%の減少率は、10月の75%減からやや持ち直し、9月の63%減と同レベル。中国では9月中旬、日本政府による尖閣諸島の国有化に反発する大規模なデモが発生。その後、現地では日本車に対する不買の動きが広がった。三菱自動車の中国新車販売にも、その影響が続く。

三菱自動車は2011年6月、中国の広州汽車集団と合弁会社を設立。SUVを主力車種に位置付け、『パジェロ』、『パジェロスポーツ』(日本未発売)、『アウトランダー』、『ASX』(日本名:『RVR』)の4車種をラインナップしている。

9-11月の中国新車販売が、大きく落ち込んだ三菱自動車。すでに同社は、2012年度(2012年4月-2013年3月)の中国新車販売計画を、当初見込みよりも40%減らし、4万2000台に下方修正している。

《森脇稔》

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