VW ジェッタ ハイブリッド、欧州投入…燃費は24.4km/リットル

エコカー ハイブリッド
フォルクスワーゲン ジェッタ ハイブリッド(欧州仕様)
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フォルクスワーゲンのドイツ本社は12月6日、『ジェッタ ハイブリッド』を欧州市場へ投入すると発表した。

同車は『ジェッタ』のハイブリッドバージョン。2012年11月に米国で開催されたロサンゼルスモーターショー12において、量産モデルが正式発表された。もともと北米専用車として開発されたジェッタ ハイブリッドだが、フォルクスワーゲンは今回、同車の欧州投入を決めている。

ハイブリッドシステムの核となるエンジンは、フォルクスワーゲン自慢のダウンサイジングユニット、直噴1.4リットル直列4気筒ガソリンターボ「TSI」。最大出力150ps、最大トルク25.4kgmを引き出す。モーターは最大出力27ps。二次電池は蓄電容量1.1kWhのリチウムイオンバッテリーだ。トランスミッションは、ハイブリッドとの組み合わせとしては世界初となる7速デュアルクラッチ「DSG」。

ジェッタ ハイブリッドは、EVモードを装備。ボタンを押せば、最大2kmをゼロエミッション走行できる。フォルクスワーゲンが今回公表した欧州仕様の環境性能は、欧州複合モード燃費24.4km/リットル、CO2排出量95g/kmと優れた数値を示す。

同車のドイツベース価格は、3万1300ユーロ(約335万円)。2013年4月から、納車が開始される。フォルクスワーゲンはこれまで、欧州市場ではディーゼルエンジンの「ブルーモーション」仕様を、環境車の主軸に位置付けてきた。同社が欧州で、ジェッタのような量販車クラスにガソリンハイブリッドを投入するのは、注目できる。

《森脇稔》

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