JAIA理事長にメルセデスベンツ日本の上野社長が就任…理事以外から異例の選任

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JAIA新理事長に上野メルセデス・ベンツ日本社長が就任
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日本自動車輸入組合(JAIA)は12月10日、2012年度第8回理事会を開催し、新しい理事・理事長として上野金太郎氏(メルセデスベンツ日本社長兼最高経営役員)を選任した。

ニコラス・スピークス理事長が2013年1月末日付で退任するため。上野氏は、2013年2月1日付けで理事・理事長に就任する予定。任期は2014年5月の通常総会終了時まで。

理事以外の人物がいきなり理事長に就任するのは異例。

上野氏は理事長就任に当たって「これまでの輸入車ビジネスに携わってきた経験を生かし、世界各国を代表する自動車メーカーのインポーターで組織するJAIAが、より多くの魅力的な新しい製品を日本のお客様にご提供できるよう、政府関連機関ならびに関係諸団体と協調して活動を展開し輸入車市場の発展を通じ日本経済に貢献できるよう努めてまいる所存です」とコメント。

上野氏は早稲田大社会科学部卒業後、メルセデスベンツ日本に入社し、広報部を経て1994年にドイツのメルセデスベンツAGに出向、1999年にはダイムラークライスラー日本ホールディングスのCRM部、2001年に社長室、2003年のダイムラークライスラー日本の取締役に就任して商用車を担当した。2007年に副社長となり、2012年12月1日付けでメルセデスベンツ日本の社長兼最高経営役員に就任した。48歳。

《レスポンス編集部》

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