日本自動車輸入組合(JAIA)は、創立60周年を記念し、11月26日に奈良の薬師寺で「JAIA創立60周年記念イベントin奈良 輸入電動車のDX/GXの取り組み」を開催すると発表した。
開催時間は10時から17時30分までで、業界関係者および企業が対象だ。薬師寺という歴史的な場所で最新の電動車技術と文化の融合を目指す。
イベントは法相宗大本山 薬師寺を会場に行われ、入場は無料(拝観は別途料金)。経済産業省や国土交通省、環境省、奈良県、奈良市など多くの機関が後援し、日本自動車工業会や日本中古自動車販売協会連合会も支援する。共催は日刊自動車新聞社。
主なプログラムは、GX・DX(自動運転)に関する各社代表によるセミナーおよびトークセッションで、新技術の現状と未来を紹介。会場の薬師寺食堂内では、阿弥陀三尊浄土図を背景に挨拶やフォトセッションも実施される。
また、日本を代表する自動車評論家11名が運転を担当する輸入電動車の同乗試乗会も予定。高速道路での自動運転機能や充電技術、先進運転支援システム(ADAS)を体験できる。試乗は午前・午後の2枠で、予約制となっている。
展示会ではJAIA会員企業の充電・リサイクル関連の最新技術や商品を紹介。試乗車両の展示や商用車、電動バイクの常設展示も行われ、電動車の普及促進を図る。
JAIAは2021年から電動車普及促進プロジェクトに取り組み、カーボンニュートラルや安全運転支援に貢献するGX・DX技術の推進を目指す。今回のイベントは輸入電動車の認知度向上と次世代モビリティ社会の実現が狙いだ。EV、PHEV、FCV、HVなど多様な電動車種が対象となっている。







