米国の自動車最大手、GMのシボレーブランドは11月13日、11月28日に開幕するロサンゼルスモーターショー12において、車載テレマティクスシステムの『マイリンク』(MyLink)の最新版を初公開すると発表した。
マイリンクは、2011年2月に発表。フォードモーターの『SYNC』やトヨタの『エンチューン』に対抗するべく開発された。GMが先鞭を付けた衛星利用による緊急自動通報システム、『オンスター』を土台に、インフォテインメント要素を加えたサービスだ。
これらのサービスは、「iPhone」などのスマートフォンと連動。運転中でもスマートフォンに触れることなく、ボイスコントロールで操作できる。ステアリングホイールのスイッチやダッシュボード中央のタッチパネルからも操作にも対応している。
GMは今回、ロサンゼルスモーターショー12でマイリンクの最新版を初公開する。その詳細は現時点では明らかになっていないが、スマートフォンとのさらなる連携が図られ、顧客ひとりひとりのニーズに応じたカスタマイズも強化されるという。
この新しいマイリンク、まずはシボレーの大型セダン、『インパラ』の2014年モデルに設定される予定だ。