【新聞ウォッチ】今年のRJCカーオブザイヤー、「アクア」を超えた日産「ノート」

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●日産『ノート』
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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2012年11月14日付

●年内解散反対「党の総意」民主幹事会、首相は断行の構え(読売・1面)

●インテル、シャープに300億円、社債引き受け月内合意へ調整(読売・1面)

●RJCイヤーカー、日産「ノート」に(読売・10面)

●新型「フォレスター」発売富士重工(読売・10面)

●反日デモ被害100億円、政府答弁 中国内で日本企業(毎日・2面)

●「赤プリ」解体工事が本格化(産経・26面)

●SUVシェア争い激化、海外市場期待、燃費向上(東京・7面)

●三菱自動車の優先株の一部、三菱重,普通株に転換、支援継続へ(日経・13面)

●日野自動車小型バス委をリコール(日経・38面)

●訃報・東条輝雄氏・元三菱自動車社長(日経・39面)

永田町では解散風が吹き荒れているが、振り返れば激動の2012年もあと1ヵ月半で終わり。この時期になると1年を振り返る話題が紙面を賑わすことになるが、早くもきょうの読売の経済面には、著名な自動車評論家らで構成する日本自動車研究者ジャーナリスト会議(RJC)が、今年の「RJCカーオブザイヤー」に、日産自動車が9月に発売した小型車『ノート』を選出した、と取り上げている。

ノートは排気量の小さいエンジンと過給器(スーパーチャージャー)を組み合わせ、燃費性能と馬力の両立を図る「ダウンサイジング」と呼ばれる技術を国産車として初めて採用したことが評価されたという。また、「運転のしやすさ、広い車内なども高評価」(読売)だったそうだ。

日産車の受賞は過去に1992年に『マーチ』、1999年に『セドリック/グロリア』、2005年の『フーガ』、昨年は「リーフ」が選ばれており、今回で5回目、2年連続となる。なお、2013年のRJCカーオブザイヤー候補には、受賞した「ノート」以外にホンダの『N BOX』/『N BOX+(プラス)』、マツダの『CX-5』、三菱自動車の『ミラージュ』、スズキの『ワゴンR』、トヨタ自動車の『アクア』がノミネートされていたという。

自動車関連の賞では、「日本カー・オブ・ザ・イヤー」(COTY)などがあるが、速報段階とはいえ、きょうの紙面でRJCカーオブザイヤーのニュースを報じていたのは読売の1紙だけ。一般紙も“クルマ離れ”が加速しているのも気になるところだ。

《福田俊之》

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