フォルクスワーゲンと上海汽車の中国合弁、上海フォルクスワーゲン(上海大衆)は11月7日、中国におけるフォルクスワーゲンブランドの10月の新車販売台数を公表した。総販売台数は9万4055台。前年同月比は14.6%増と、2桁増を保っている。
フォルクスワーゲンブランドの販売の主力は、引き続き中型セダンの『ラヴィダ』。10月は2万5322台を売り上げ、前年同月比は20%と伸びた。2008年のデビュー以来の累計販売台数は、80万台以上という人気車だ。
また、コンパクトカーの『ポロ』は10月、1万4075台を販売。上級セダンの『パサート』の10月実績も、2万2738台と好調に推移している。
SUVでは、『ティグアン』が前年同月比23%増の1万6368台。MPVでは、『トゥーラン』(日本名:『ゴルフトゥーラン』)が3009台を売り上げた。
上海フォルクスワーゲンの2012年1-10月新車販売台数は、82万7015台。前年同期比は12.3%増と、2桁増を維持している。