フェラーリの社外取締役に、アップル社の重役が就任したことが分かった。
これは11月7日、フェラーリが明らかにしたもの。アップル社のインターネットソフトウェア&サービス担当上級副社長、エディー・キュー氏を社外取締役として迎え入れたことが発表されている。
エディー・キュー氏は、アップル社で23年の経歴を持つ。1998年には、アップルオンラインストアの開設で中心的役割を果たした。最近では、iTunesストアやAppストアの海外展開に尽力してきた人物だ。
エディー・キュー氏は、「8歳からフェラーリを所有することを夢見てきて、5年前、その夢がかなった。フェラーリの取締役会のメンバーに迎え入れられたことは、大変光栄」とコメント。
フェラーリのルカ・ディ・モンテゼーモロ会長は、「エディー・キュー氏のインターネット分野での豊富な経験が、我々にとって大きな助けになるだろう」と、期待を示している。