11月3日、富士スピードウェイ(静岡県駿東郡)において、3回目となる“JAPAN LOTUS DAY2012”が開催された。主催は、エルシーアイ株式会社。
2009年にディーラーからの要望に応えるかたちで初回を開催。今年で3回目を迎えるこのロータスのイベントには、700台以上のロータスが集合した。そのレパートリーは、1954年の『MARK8』から最新モデルまで多岐にわたり、さらには、10台のF1がエントリー。そのうちの9台が富士スピードウェイを駆け抜けた。
当日は、曇り空の中、多くの参加者や見学者が早朝から富士スピードウェイに集まり、そのパドックは見渡す限りロータスで埋め尽くされた。その内容は、オーナー向けのサーキット走行から、同乗走行。また、ステージではカルトクイズやトークショーなども行われ、参加者全員が楽しんだ。
そして、今回のメインイベントであるヒストリックF1スペシャルランでは、1973年のイタリアグランプリでロニー・ピーターソンが優勝した『72E』や、グランドエフェクトを備えながらも、先進的すぎたためFIAによって出走が認められなかった『88』、そして、キャメルカラーで一世を風靡した、『101』など9台のF1マシンが出走し、大歓声を浴びていた。
また、当日はロータスの創設者コーリン・チャップマンの長男であるクライブ・チャップマンが来日し、イベントに花を添えていた