三菱自動車の太田誠一常務は10月25日発売した新型『アウトランダー』について、「e-Assist」と名付けた安全技術装着車が6割を超えるとの見通しを示した。
e-Assistは前方の車両に衝突する危険がある際などに作動する「衝突被害軽減ブレーキシステム」や、わき見運転などで車線を外れそうになると警報で知らせる「車線逸脱警報システム」、先行車両の減速や停止に自動追従する「レーダークルーズコントロール」の3つの機能で構成。2.4リッターエンジン搭載車の上位2グレードに標準装備している。e-Assist非装着車との価格差は9万5000円。
太田常務は同日、都内で開いた新型アウトランダー発表会後、一部報道陣にe-Assist装着車の割合に関して「60%は超えてくるだろう」とした上で、「海外の方は少ないかもしれないが、国内は口コミで広がるので装着する人が多いと思う。そういうグレード設定にもしている」と述べた。
さらに「やはりこれだけの機能が付くということで、興味をお持ちのお客さまが結構いると聞いている。是非とも早く(ディーラーに)配備して、皆さんに乗って頂いて台数を上げていきたい」と意気込みを示した。