アウディ ジャパンは9月24日、同社では初となるハイブリッドモデル『A6ハイブリッド』を発表、同日より発売を開始した。同日開かれた記者会見で、同社の大喜多寛代表取締役社長は「『Q5ハイブリッド』は来年の早いタイミングで導入したい」と語った。
日本国内で販売されているアウディのラインナップでは、今回発表されたA6ハイブリッドが初めてのハイブリッドモデルとなるが、本国ではすでに『A8』とQ5にハイブリッドモデルが設定されている。今回、大喜多社長の発言により、同車の日本導入が決定的となった。
Q5ハイブリッドに搭載されるエンジンは、最大出力211ps、最大トルク35.7kgmを発生させる直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボのTFSI。モーターは最大出力45ps、最大トルク21.5kgmを引き出す。
二次電池は、蓄電容量1.3kWhのリチウムイオンバッテリー。駆動方式はフルタイム4WDで、0-100km/h加速7.1秒、最高速222km/hというパフォーマンスを発揮する。
またEVモードでは、モーターだけで最高100km/hまで加速可能。60km/h走行なら、最大3kmをゼロエミッションで走行できる。欧州複合モード燃費は14.3km/リットル、CO2排出量は160g/kmと中型SUVトップレベルの環境性能を実現している。