ビー・エム・ダブリューは9月12日、『X3』の「2.5」「2.5Si」「3.0」「3.0Si」計4車種のシートヒーターに不具合があるとして、国土交通省に改善対策を届け出た。
対象となるのは、2004年2月16日~2007年1月16日に製作された1569台。
前席シートヒーターの電気配線強度が不十分なため、乗降時の度重なる圧力負荷がかかった場合、配線の一部が損傷してシートの一部が焦げ、乗員が火傷を負うおそれがある。
全車両、部品の良否を判定し、不具合品の場合は対策品の配線を追加する。
不具合発生件数は86件で、市場からの報告と国土交通省の指摘でわかった。事故は起きていない。