フォードモーターの中国法人、フォードチャイナは9月6日、8月の中国新車販売の結果を公表した。総販売台数は、8月としては過去最高の4万8631台。前年同月比は7月の32%増を上回る39%の大幅増で、5か月連続で前年実績を上回った。
フォードモーターの中国合弁には、乗用車の長安フォードマツダ(CFMA)と、商用車の江鈴汽車(JMC)の2社がある。
長安フォードマツダの8月販売のうち、フォードブランドは前年同月比63%増の3万3017台。販売の主力は、4月に発売された新型『フォーカス』だ。『モンデオ』も44%増の4594台と好調だった。
また、江鈴汽車の8月実績は、1万4991台。こちらは、商用車の『トランジット コネクト』が主力車種だ。
フォードモーターの2012年1‐8月中国新車販売は、36万8513台。前年同期比は8%増だった。同社は2015年までに、中国市場に15の新型車を投入し、さらなる販売増を狙う。