マツダが8月29日、ロシアで開幕したモスクワモーターショー12で初公開した新型『マツダ6セダン』(日本名:『アテンザセダン』)。同車に早くも、高性能バージョンが計画されていることが判明した。
これは8月29日、英国の自動車メディア、『Auto EXPRESS』が報じたもの。モスクワモーターショー12の会場において、同メディアの取材に応じたマツダの梶山 浩 新型アテンザ開発担当主査は、「新型アテンザには高性能化する余地がある。そのモデルが、マツダのブランド価値を高めるだろう」と話し、将来の高性能モデル開発を示唆したという。
ところで初代アテンザは、「マツダスピード」(海外では「MPS」)版が存在した。梶山主査は、新型アテンザの高性能モデルがMPSのスピリットを受け継ぐモデルになると認めた上で、「さらなる軽量化がカギになるだろう」と語ったとのこと。
BMW『3シリーズ』やアウディ『A4』、フォルクスワーゲン『パサート』に対抗するべく開発された新型アテンザ。高性能バージョンの設定は、自然な成り行きと受け取れる。