米国の自動車大手、フォードモーターの主力コンパクトカー、『フォーカス』。同車が2012年上半期(1-6月)、単一車種として世界で最も売れたモデルになったことが分かった。
これは8月31日、フォードモーターが発表したもの。同社が米国の大手調査会社、IHSオートモーティブのデータを基に、「フォーカスが2012年上半期の世界ベストセラーになった」と発表したのだ。
IHSオートモーティブのデータによると、2012年上半期のフォーカスの世界販売は、48万9616台。月販平均は8万台を超えている。一方、ライバルのトヨタ『カローラ』は上半期、46万2187台を世界で販売。フォーカスがカローラに2万7000台の差をつけて、ナンバーワンに君臨した。
フォーカスの主力市場は欧州。同車は欧州市場に1998年に投入され、1999年のカーオブザイヤーに輝いた。2011年に発売された現行モデルは、3世代目。欧州では5ドアハッチバック、4ドアセダン、ステーションワゴンの3タイプを用意している。