8月29日、ロシアで開幕したモスクワモーターショー12。アウディのトップが、ロシアでの現地生産に再び乗り出す意向を示した。
これはアウディ取締役会のルパート・シュタートラー会長が、モスクワモーターショー12の会場で明らかにしたもの。同会長は、「2013年の半ばにも、ロシアでの現地生産を開始したい」と述べたのだ。
アウディは2010年をもって、ロシアでの現地生産を終了。しかし、アウディの属するフォルクスワーゲングループは、ロシア南西部のカルーガにおいて、『ティグアン』や『ポロ』の組み立てを行っている。アウディはこのカルーガ工場を活用して、現地生産を再開する方針だ。
なお、現地での生産車種に関して、シュタートラー会長は、「『A4』や『A6』『Q5』『Q7』などになるだろう」と明かしている。