7月タタの世界新車販売、ランドローバーが44%の大幅増

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インド自動車大手のタタモーターズは8月16日、7月の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は10万1605台。前年同月比は21%増と、6月の6%増を上回り、2桁増を記録した。

乗用車の7月世界販売台数は、5万3829台。前年同月比は45%の大幅増で、10か月連続のプラスを維持した。商用車の7月世界販売は、4万7776台。前年同月比は1%増と、3か月連続で前年実績を上回る。

インド国内では、超低価格車の『ナノ』が5485台を売り上げ、前年同月比は68%増と3か月連続で増加。ナノは2011年11月、初の改良モデルを投入している。

『インディカ』シリーズは、前年同月比51%増の8852台と3か月ぶりの前年実績超え。『インディゴ』シリーズも、40%増の6816台と回復した。『スモー』『サファリ』『アリア』『ベンチャー』シリーズも、前年同月比59%増の5087台と、2か月連続で前年実績を上回る。

また、傘下のジャガー&ランドローバーの7月世界販売は、2万6921台。前年同月比は41%増と、引き続き2桁の大幅増を維持する。その内訳は、ランドローバーが前年同月比44%増の2万2857台。これは、レンジローバー『イヴォーク』の人気によるもの。

一方、ジャガーの7月世界販売は4064台。前年同月比は1%増と、2か月ぶりに前年実績を上回った。

《森脇稔》

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