上半期の ポルシェ 決算…営業利益は20.6%増

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ドイツのスポーツカーメーカーで、フォルクスワーゲングループ傘下のポルシェは、2012年上半期(1-6月)の決算を明らかにした。

同社の発表によると、売上高は前年同期比29.3%増の67億6000万ユーロ(約6500億円)。営業利益は20.6%増の12億6000万ユーロ(約1210億円)と、大幅な増収・増益を達成した。

2012年上半期の世界新車販売は、6万8940台。前年同期に対して、22.5%増とした。車種別では、『カイエン』が24.7%増の3万5409台と牽引。『パナメーラ』は30.6%増の1万5103台、モデルチェンジした『911』も、42.8%増の1万4420台と好調だ。

市場別では、米国が1万6864台で最多。中国が前年同期比38%増の1万5638台でこれに続いた。地元のドイツは24%増の8335台。

ポルシェのマティアス・ミューラー社長は「世界経済が厳しい状況下でも、ポルシェが成功し続けているのは、顧客の高い要望に応えられるスポーツカーを提供しているから」とコメントしている。

《森脇稔》

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