富士重工業のモータースポーツ部門であるスバルテクニカインターナシュナル(STI)は、スバル『エクシーガ 2.0GT』をベースにした300台限定コンプリートカー『エクシーガ tS』を7月3日より発売した。
「エクシーガ tS」は2009年に登場した「tuned by STI」に続くもの。3列、7/8人乗りミニバンセグメントの中で特に走りにこだわるユーザーをターゲットにしている。
スバルテクニカルインターナショナル商品企画部部長の大和正明氏は、「エクシーガ tSに乗る人全てが『楽しい、気持ち良い』と感じる乗り味を実現した車です」よ語る。「ドライバーの意図した通りのリニアな挙動を実現し、助手席や後部座席に乗る家族から『運転上手くなったね』と言われるような車に仕上げました。もちろんファミリーユースも前提したモデルですので、コーナリングだけではなく直進性や快適性の面にもこだわりました」。
Tsには、ブレンボ製17インチフロント&リヤディスクブレーキ、18インチタイヤをはじめ、STI製のフレキシブルタワーバーなどを装着。リニアなハンドリングと、STIならではの「強靭でしなやかな走り」を実現したという。価格は374万8500円。