日産自動車が13日、ルマン24時間耐久レースの会場で初公開した市販版の『ジュークニスモ』。会場にはもう1台、『ジューク』の高性能モデルが展示された。これは日産自動車の欧州法人、欧州日産が持ち込んだ1台、『ジューク-R』。ジュークに『GT-R』のパワートレインを移植したスーパーSUVだ。ジューク-Rは、GT-R用の「VR38DETT」型3.8リットルV型6気筒ツインターボエンジンをはじめ、独立型トランスアクスル4WDや6速デュアルクラッチトランスミッションまでも、そっくり移植。中身は、ほぼGT-Rといえるジュークである。最大出力は545ps、最高速は257km/h。ジューク-Rは2012年5月、限定生産されることがアナウンスされており、非公式ながら、価格は日本円で4700万円と伝えられている。13‐17日までのルマン24時間耐久レースの期間中、フランス・サルトサーキットの日産スタンドには、ジュークニスモとジューク-Rの、2台のジュークを展示。今年のルマンに参戦するデルタウイングの高性能イメージを、反映させる計画だ。
BMW『X5』のM Sport、新パッケージ「M Sport Package Pro」登場…さらにスポーティに 2025年9月19日 ビー・エム・ダブリューは9月17日、BMW 『X5』のM Sportモデル…