日本自動車工業会が発表した4月の自動車輸出実績によると、二輪車の輸出台数は前年同月比21.2%増の3万8099台となり、8か月連続で前年を上回った。
東日本大震災発生前年の2010年同月比では、16.9%のマイナスとなる。
車種別では、小型二輪車が同28.2%増の3万1129台と7か月連続で前年を上回った。軽二輪車が同40.6%減の3049台と2か月ぶりにマイナスとなった。原付一種が同616.4%増の1182台、原付二種が同47.7%増の2739台だった。
地域別ではアジア、中近東向けで大きく数字を落としたものの、主力市場では順調に推移。欧州向けが同14.1%増の1万4283台、北米が同27.2%増の1万0577台、中南米が同88.5%増の7073台だった。
輸出金額は車両分が2億7138万ドル(約214億円)、部品分が1億2397万ドル(約98億円)で総額が3億9535万ドル(約312億円)で前年同月と比べて10.2%増となった。