ルノーが25日、モナコで初公開したコンセプトカー、アルピーヌ『A110‐50』。名門、アルピーヌブランドの復活に関して、ルノーの重役が興味深い発言を行った。これは25日、アルピーヌA110‐50のプレゼンテーションにおいて、ルノーのカルロス・タバレスCOOが明らかにしたもの。同COOは、「我々はアルピーヌブランドの復活を検討している。年内には最終決断を下す」と語ったのだ。アルピーヌ社は1956年、フランスに設立。当初はルノー車を改造してモータースポーツに参戦していた。1962年に発表したアルピーヌ『A110』がラリーで大活躍し、アルピーヌの名は一躍有名に。1973年にはルノーの傘下に入り、現在は「ルノースポール」各車を生産している。現在、ブランドとしてのアルピーヌは休止状態。しかし、カルロス・タバレスCOOの発言は、アルピーヌA110‐50 がA110の単なるデビュー50周年記念コンセプトカーではなく、ブランド復活という壮大な計画に向けたコンセプトカーであることを示唆している。同COOは、現時点でのアルピーヌブランド復活の可能性について、「50%だ」と明かしている。
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