イタリアの高級車メーカー、マセラティが2011年9月、フランクフルトモーターショー11で初公開したSUVコンセプトカー、『クーバン』。同車の市販バージョンは、2014年に登場する可能性が出てきた。
これは24日、『オートモーティブニュース』の欧州版が報じたもの。北京モーターショー12の会場で、同メディアのインタビューに応じたマセラティのハロルド・ウェスターCEOは、「コンセプトカーとしてのクーバンは、この北京が最後の出品の場。次は量産モデルを披露することになる」と語ったというのだ。
このクーバン、市販化の際には、ジープ『グランドチェロキー』の車台を利用する関係もあり、クライスラーグループのデトロイト・ジェファーソンノース工場で組み立てられることが決定済み。気になるのは、その市販時期だろう。
同メディアは独自ソースから得た情報として、「2014年のデトロイトモーターショーでワールドプレミアされる」とレポートしている。