フォルクスワーゲンは23日、中国で開幕した北京モーターショー12(オートチャイナ12)において、『ラビダ』(LAVIDA)の大幅改良モデルを初公開した。ラビダは2008年4月、北京モーターショー08でデビュー。『ゴルフ』をベースに開発された中国専用の4ドアセダンだ。2008年6月に発売後、大ヒット車となり、2012年1月には累計セールスが70万台に到達。生産はフォルクスワーゲンと上海汽車の中国合弁、上海フォルクスワーゲンが担当している。フォルクスワーゲンは今回、ラビダに初の大幅改良を実施。そのハイライトはフロントマスクの一新だ。ラビダは小型セダンだが、その表情は上級の『パサート』を思わせるデザイン。フォルクスワーゲンの最新DNAが表現された。エンジンは3種類、ラインナップは4グレードで構成。ベースグレードでも、ABSやESP、エアバッグなどの安全装備を標準採用する。フォルクスワーゲンは「新しいラビダは先進の技術、広い室内、高いクオリティとコストパフォーマンスを備えたモデル」と自信をのぞかせている。
【無料資料DL】「オート上海2025」上海モーターショー現地レポート&報告会プランを発売! PHEVの増加トレンドとITブランド動向はいかに? 2025年4月9日 株式会社イードは4月23日から5月2日まで中国・上海で開催される…