全体相場は3日ぶりに反落。欧州債務問題に対する警戒感の強まりから、前週末の欧米市場が下落。円相場が対ドル、対ユーロで上昇したことも嫌気され、輸出関連株を中心に売りが先行した。
中国などアジア市場が軟調に推移したことも売りを誘い、平均株価は前週末比167円35銭安の9470円64銭と反落。今月4日の230円に次ぐ、今年2番目の下げ幅となった。
円相場が対ユーロで2か月ぶりの1ユーロ=105円台に上昇。対ドルでも1か月半ぶりの高値となったことから採算悪化に対する警戒感が強まり、自動車株は軒並み安。
トヨタ自動車が55円安の3270円と続落。ホンダが57円安の2868円、日産自動車が20円安の805円と続落した。