ジェンソン・バトンは、当面数年間はマクラーレンを離れる気もなければ、F1から引退する意思すらないことを明言した。
「マシンが良いことがこの世界では何より。勝利を競えるか、そうでないかは大違いだし、このことは12〜13年もF1にいた身にとっては、とくに重要だ。マクラーレンというチームは、過去にF1に偉大な記録と歴史を残してきた。今のマシンも期待通りにコンペティティブだ」
「充分に楽しませてもらったし、そろそろ他へ移ろうかな……、なんて僕は考えてもいないよ。このチームと一緒に成長して、もう一度タイトルを獲りたい気持ちが強い。仮に、マクラーレンの次回作が不出来だったとしても、昔のように『もうこりごりだ!』とは思わないだろう。このチームで再び勝利を獲得しようと思うんじゃないかな。今のところ自分自身の引退時期も想像できないくらいさ」
ちなみに、バトンが言う過去の不遇の時代とは、BAR〜ホンダ時代を指すと思われる。