ニスモ(NISMO、ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル)が、日産『GT-R』をベースに開発したレーシングカー、『GT-R NISMO GT3』。同車のポテンシャルを誇示した映像が、ネット上で公開されている。
このGT-Rレーサーは、ニスモと英国のJRモータースポーツ社が共同開発。FIA(国際自動車連盟)のGT3レギュレーションに準拠したレーシングカーだ。
3.8リットルV型6気筒ツインターボエンジンは、最大出力が530ps以上、最大トルクが62.5kgm以上。トランスミッションはパドルシフトの6速シーケンシャルで、駆動方式は4WDからFRに変更された。
フロントには大型リップスポイラー、リアには大型ウイングなど、専用エアロパーツを装備。ブレーキやサスペンションは強化されており、室内にはロールケージが組み込まれる。車両重量は1300kgへ軽量化。
すでに、今シーズンの国内スーパーGT300クラスへの参戦も決定しているGT-R NISMO GT3。その高い戦闘能力から、世界各地での活躍が期待される映像は、動画共有サイト経由で見ることができる。