F1マレーシアGPで周回遅れにもかかわらずパスされる際にタイヤを引っ掛けたカーティケヤン(HRT)に向けてベッテル(レッドブル)が放った言葉は、第一報よりもかなりストレートで強烈な「idiot(バカ者)」という単語だったことがわかってきた。事件から数日後、言葉の刃で切りつけられたカーティケヤンが強い調子で反発している。「ベッテルは開幕戦から続けて上手く行ってないから苛立ってるんじゃないかな。あの接触の責任を僕だけに押し付ける姿勢は、とてもプロフェッショナルとは思えないね。侮辱に等しい言葉を使ったのは、彼の置かれた苦境を明白に物語っていると思う」「たまたま優秀なマシンを与えられたからといって、人をあんな風に罵って良いことにはならないよ。僕だってF1に上がってくるまでのあらゆるシングルシーターで優勝経験があるし、別にベッテルから僕を優秀なドライバーと認めてほしいわけじゃないしね!」F1サークルにもカーティケヤンの味方はいる。ニコ・ヒュルケンベルグ(フォースインディア)の、接触場面に関するコメントだ。「僕の見た限りでは、あれはカーティケヤンの落ち度ではなかったように思える。だから、ベッテルが一体どうしてあんな発言をしたのか、理解できないよ」ポール・ディレスタ(フォースインディア)も同じような論調だった。「カーティケヤンにも、ベッテルや他のドライバーと同じ権利がサーキット上で与えられているはずだ。どちらもF1ドライバーであり、どちらもチームを代表して戦っているという点に変わりはない。たとえ青旗(追い越しを知らせるサービスフラッグ)が出ていたとしても、ね」
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