【ホンダ CR-V が誘うペットとの旅】アクティブかつスマート

試乗記 国産車
伊豆河津 リスの庭とホンダCR-V
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  • 海老名SAで休憩
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ホンダ『CR-V』で春爛漫、絶好のドライブ旅行シーズンに、愛犬マリアとともに、伊豆河津温泉郷の山間の森の中にたたずむ“パラダイスドッグリゾート&スパ”、スイートビラ「離れ家リスの庭」を訪れた。

マリアが前日からソワソワ落ち着かないのはドライブ旅行の荷物を用意しているからだけではない。そこは愛犬家と愛犬にとって理想郷とも言える場所なのである。マリアはついつい、お散歩でお友達の犬に合うと嬉しさあまって「週末、伊豆河津の『リスの庭』に行くんだ」と自慢していたりする。

CR-Vはペット用アクセサリーが豊富

CR-Vは多くのSUVの中でもペットフレンドリー度は高い。車高の高いSUVにして、犬の乗降にかかわるサイドシル高、後席のシート高、荷室フロア高ともにごく低く(荷室フロア高はクラストップの低さでもある)、ペットキャリー、ペットシートマット、カーゴトレイなど、クルマに愛犬を乗せるときに最高に便利で使い勝手のいいアクセサリーが豊富に用意されているからである。

今回は大人2名乗車ということで、マリアは万一の際、シートからフロアに落ちないよう工夫されているハンモック状のペットシートマットを敷いた後席に陣取った。人間+愛犬+荷物という、飼い主と犬がアイコンタクトしやすく(お互い安心)、犬と荷物を同居させずに済むフォーメーションである。

もし、人間3人だったらどうすればいいのか?心配無用だ。ペットシートマットは途中にジッパーがあり、それを展開するとマットの片側だけ、またはすべてがフロアに落ち、人間が座ることもできるようになっているからだ。

海老名SAでひと休み

今回のアクセスは東名高速道路~沼津IC~伊豆中央道~ループ橋~伊豆河津というルート。東名高速道路を快調に快適に静かにクルーズするCR-Vはまず、リニューアルオープンしたばかりの海老名SAに入る。SAのリニューアルと同時に出来た「わんちゃん散歩道」でマリアを一休みさせるのが目的だ。愛犬連れドライブ旅行では、1.5~2時間に1回の休憩が欠かせない。そこで新鮮な空気を吸わせ、軽くお散歩させてリフレッシュさせてあげるのが飼い主の気遣い、役目である。クルマ好きのマリアはCR-Vの乗り心地に満足し「休憩なんかいらないよ。早く行こうよ」なんて言っているんですけどね…。

ループ橋

やがてCR-Vは河津の玄関口とも言えるループ橋に差しかかる。ここは急なカーブがグルグルと連続するのだが、CR-Vは車高の高いSUVを思わせない安定した走りを披露。ステアリングを切ってもグラリとする不安なロールとは無縁だ。運転手も同乗者(犬)も実に安心してループ橋からの景色を楽しむことができた。

河津バガテル公園

春は桜、そして多くの花々が咲く季節。そこでまずは河津桜や1100品種ものバラが1年中咲き乱れるフランス式庭園を中心とした、18世紀フランス庭園の歴史、文化に触れられる芸術的空間「河津バガテル公園」を訪れた。もちろん、犬はサイズにかかわらず入園、同伴できる。CR-Vのドライブシーンに相応しい、ちょっと大人っぽい落ち着いた時間を過ごすことができるのだ。

そしていよいよ、東京からおよそ3時間。マリアを乗せたCR-Vはスイートビラ離れ家リスの庭に到着する。

《青山尚暉》

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