スイスで開幕したジュネーブモーターショー12。フォルクスワーゲングループ傘下のイタルデザイン・ジウジアーロがコンセプトカー『BRIVIDO』を初公開。会場では赤いボディカラーの1台とは別に、レーシングカー仕様も展示された。
これはイタリアの酒造会社、マルティーニ・エ・ロッシがスポンサードする「マルティニレーシング」との協力で実現したもの。白いボディカラーを基本に、赤、青、黒の3色のストライプを配した、いわゆる「マルティニカラー」のBRIVIDOが披露されたのだ。
さらにフロントスポイラー、サイドスカート、大型リアウイング、ディフューザーなど、サーキットでのエアロダイナミクス性能を引き上げるアイテムも追加。
BRIVIDOのハイブリッドパワートレインは、排気量3.0リットルのエンジンとモーターの組み合わせで、最大出力360psを発生。そのポテンシャルをアピールする1台となった。